ネコの感情
ネコの感情をしっぽや顔の表情から読みとる
ネコは、人間の言葉を話すことができないために
ネコの感情を何とか知る必要があります。
ネコは気ままな動物であり、なついているのかと思ったら
次の瞬間にはどこかへ行ってしまいます。
ネコの感情は、、顔の表情、しっぽ、行動に現れて
きます。
しっぽは、身体のバランスを取ることだけではなく、
お互いのネコ同士で猫同士のコミュニケーションを
取ったりします。
ネコには人間の体には無いようなしっぽがあります。
ノコのしっぽが垂直方向にピンと上がっている場合は
ネコ自身がうれしくて機嫌のよいときです。
しっぽを上に上げた状態で、上の部分だけを曲げている
場合は、遊んでほしいと催促しているのです。
しっぽを立てた状態でブルブルと震わせる動作は
うれしがっている気持ちの現われです。
ネコのしっぽが大きく膨らんでいるときは、起こって
いるときであると思ってよいでしょう。
しっぽを体に巻き付けるような行動をとったら
警戒しているサインです。
ネコが平常心を保っているときには、しっぽは自然に
下の方に垂れ下がっています。
ネコの様子を知ろうとすると、まづは、目の部分に
注視するようになりがちです。
しかし、猫の気持ちは目だけではなく、ヒゲや口元、耳
などでも様子がうかがえます。
耳のしぐさからもネコの感情を察知できます。
通常のネコの耳は正面を向いています。
しかし、攻撃的になると、耳が横向きになります。
口を開けて、キバが見えるようになったら、これは
怒っている状態です。
ネコに限らず、野生の動物が、キバを見せる場合は
相手に攻撃的な気持ちを伝えるためのしぐさなのです。
ネコが身体をすり寄せて来るときは、甘えている場合
以外にも、臭いを人間の体にこすりつけてマーキング
しているのです。
マーキングの目的は、飼い主以外に付けられた臭いを
消して、自分の臭いをその飼主に付けたいからです。
ネコが毛づくろいしているところをよく見かけますが
これは、汚れを取り除く目的もあるのですが
これ以外にも、リラックスしたいようなときにも
毛づくろいをしたりするのです。
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